03. 【回顧録】原理原本の翻訳(2)祝福とは

 2026.05.29

前回(2026.4.7)、ブログに回顧録を投稿しましたが、その翌朝、大王(おおきみ:万王の王)から次のように言われました。「まだ深く、そなたの思いがあるはずである。これは助走。さるお方が我よりも遥かに思いがある。」ここで、「さるお方」というのは、真のお父様のことです。先日、真のお父様からも言われました。「次の回顧録、頼んだよ」と。

私が原理原本を翻訳していたとき、なかなか理解できないところがありました。その一つは、霊人体についてです。統一原理では、下図のように、人は霊人体と肉身から成り、霊人体は生心と霊体から成っているとしています。

それで、原理原本も同じだろうと思いながら翻訳していたのですが、どうしても腑に落ちませんでした。原理原本のあちらこちらに霊人体のことが書かれていたのですが、それらを何度検討しても、明確な答えが見つかりませんでした。そのときは、「統一原理と似ているけれども、どこかが違う」という程度に捉えていました。

しかし、あとで気が付きました。「原理原本を理解しようとしているのに、統一原理がその邪魔をしている」と。つまり、先入観にとらわれていたのです。そこから解放されたあと、原理原本を繰り返し精査してみると、下図のように、人は霊人と肉身から成り、霊人は生心と霊人体から成り、霊人体は霊体と生命体と生霊体から成っている、ということが分かりました。

また、統一原理では、霊人体の復活の段階を、霊形体級、生命体級、生霊体級としています。そのような説明になるのは、霊人体を、一つの存在と捉えているからです。ところが、原理原本では、霊体、生命体、生霊体を、別々の存在としています。まず、生心の成長に伴って霊体が完成し、それを土台として生命体が完成すれば、生霊体が与えられて、霊人体が完成するとしています。さらに、原理原本には、次のように書かれていました。「神様は、イエスによって、人々の生命体を完成させ、その上に生霊体を与えようとされたが、人々がイエスを不信したために、生霊体を与えることができなかった。それゆえ、その目的は、再臨の時まで残されることになったのである。(原理原論P55)」統一原理に、そのような内容はありません。

また、原理原本には、次のように書かれていました。「堕落せずに完成した創造理想の夫婦、即ち、神様の体として、神様と一つになった夫婦が現れる。地上の信徒たちは、その夫婦を人類の祖先として迎え、その夫婦の養子として、間接的な跡継ぎの立場に立つことができる。その夫婦によって行われる婚宴が、子羊の婚宴である。(原理原論P144)」「地上で、子羊の婚宴という天の栄光を受けることのできる者は、イエスの生命要素を受けて成長し、生命体が完成した者である。この婚宴によって、生霊体を受けて復活し、神様の子女の立場として、家庭組織を成すことができるのである。(原理原論P148)」

今まで、真のお父様とお母様の御聖婚式のことを、子羊の婚宴だと思っていませんでしたか。子羊の婚宴というのは、合同祝福結婚式のことです。原理原本を通して分かったことは、祝福というのは、再臨主が人々に生霊体を与え、霊人体を完成させる儀式だったということです。その事を誰が知っていたでしょうか。

真のお父様は、1998年から、食口だけに限らず、万民を祝福するために、祝福の条件を徐々に撤廃されていかれました。それが天の御心にかなっていたので、そうされたに違いありません。ところが、教会の中には、それに同意できない責任者たちが多くいました。それも、統一原理の影響です。つまり、祝福式に参加するためには、絶対に堕落しないという基準(第一祝福:個性完成)が前提になっていたということです。従って、そのような責任者たちは、祝福は誰でも受けられるものではない、という姿勢を取っていました。ですが、原理原本の内容を理解すれば、まず祝福を受けて、霊人体を完成させることが先だということが分かります。ここで、霊人体が完成するということは、霊人体の構成要素が全て揃うということであって、人格が完成するということではありません。人格は、一生をかけて磨いていくものです。

祝福結婚式は、再臨主から生霊体を授かって霊人体を完成させた霊人と霊人の結婚式でした。その後は、成約段階を超えて、直接主管圏を目指して行かなければなりません。そのためには、学校のような教会を卒業して、社会人になるように教会から独立して、各人が歩むべき路程に進んで行かなければなりません。それゆえ、真のお父様は、「良心宣言」をされました。「先生を超え、神様を超え、羽ばたいていけ」と。それが、真のお父様の御心でした。

ところが、どうなったでしょうか。むしろ教会が、食口たちを独立させないようにしていました。解散命令(2025.3.25)は、天が決めたことです。そうせざるを得なかったそうです。解散命令が下される当日の朝、天から次のようなメッセージがありました。「本日をもって、このグループ、教会は解散いたします。統一グループは、全て解散。一番先に、他の宗教に先駆けて解散することが、一番の神孝行、親孝行の姿です。そうしていくうちに、地上天国になっていく。」

信教の自由だと言って、解散命令に反対している食口たちは、真のお父様の御心を探し求めているのではなく、解散命令の反対に同意してくれる人たちの意見を求めています。何ということでしょうか。

真のお父様は、統一原理のもとになっている原理講論に関して、次のように言われました。「間違っているところを、そのままにしておかなければならない。すべてを教えてあげるわけにはいかない。」何故そのように言われたのでしょうか。蕩減ゆえに、食口自身が悟らなければならなかったので、再臨主といえども、それに干渉することができなかったからです。なので、悟った方から、教会を離れてください。それが、真のお父様の御心です。


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