7 私たちが理解すべき問題
7-1 あからさまにできなかった事実
原理原本には、次のように記されています。「イエスが人々に比喩で教示されたのは、その時、原理を明かすことのできる時期ではなかったからである。しかし、その原理は、再臨主が現れた時に、明かされることになる。それゆえ、ヨハネによる福音書16章25節に記されている通り、『わたしはこれらのことを比喩で話したが、もはや比喩では話さないで、あからさまに、父のことをあなたがたに話してきかせる時が来るであろう』と言われたのである。また、ヨハネによる福音書16章12節に、『わたしには、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、あなたがたは今はそれに堪えられない』と記されているのは、その当時は、まだ、事実通りに話すことのできる状況ではなかったからである。しかし、事実通りに話すことのできる時が既に来たことを知らなければならない。」
では、食口たちは、真のお父様が、そのような事実を明かされたことを知っているでしょうか。ほとんどの食口たちは、「聞いたことがない」と答えると思います。それは、教会を通して伝えられなかったからです。原理原本の内容でさえ、伝えられませんでした。原理原本の内容を知った方々は、それが、今まで学んできた原理と大きく異なっていることが分かったと思います。たとえ、真のお父様が明かされたことを、事実通りに知らされたとしても、それを受け入れることのできる食口が、はたして何人いるでしょうか。
真のお父様は、「2012年になれば、無形世界の事が、あからさまに分かるようになる」と言われました。また、ヨハネによる福音書16章13節には、「真理の御霊(みたま)が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう」と記されています。これらの事は、ある人たちにとって、事実となりました。無形世界の存在から教示を受ける人たちが、急に増えたのです。
では、イエス様が、あからさまにできなかった「父のこと」とは、一体何だったのでしょうか。それは、夜の神(天の父)が、夜の女神(天の母)だけではなく、多くの昼の女神(娘)たちと関係を持っていたことです。しかし、それは、10次元の夜の神が果たさなければならないことでした。何故なら、原子核(夜の神)は、多くの電子(昼の女神)を対象としなければ、原子を形成することができなかったからです。また、既に述べた通り、夜の神が人を創造された目的は、人を神様の体とすることでした。従って、夜の神の立場にあった真のお父様は、夜の神が行なってきたことを地上で再現しなければなりませんでした。そのような真のお父様の言動の中には、人間の常識では考えられないこともありました。
しかし、そのような事実を世間に公言してはなりません。何故なら、それは、私たちの系統の秘密だからです。では何故、私たちが、その内容を知らなければならないのでしょうか。それは、私たちが帰るべき魂の故郷には、夜の神が私たちの父として居られるからです。さらに、そこには、ルシファーも私たちの兄として存在しています。つまり、私たちが魂の故郷に帰れるかどうかは、父である夜の神と、兄であるルシファーを、家族として受け入れられるかどうかにかかっています。魂の故郷では、事実通りのことを受け入れなければなりません。何故なら、そこでは、魂の家族の情報が共有され、何も隠しておくことができないからです。
7-2 六マリア
六マリアというのは、アダム、ヤコブ、イエス様の摂理路程で登場した、6種の女性の立場のことです。即ち、母と娘、姉と妹、本妻と妾です。真のお父様は、再臨主として、この六マリアに対するみ旨を、全て果たさなければなりませんでした。それゆえ、真のお父様は、アダム、ヤコブ、イエス様の女性関係を、全て再現されたのです。それは、容易なことではありませんでした。六マリアに当たる女性を探し出すために、それぞれ3回までの機会がありました。それを全て果たすまでの間、み旨に対する疑いを持ってはなりませんでした。そのみ旨は、到底、人間の理解できることではありませんでした。それゆえ、周囲から誤解されても、弁解することさえできませんでした。
7-3 神話にみる神々の葛藤
神話の内容を知れば、神々の世界が、乱婚と憎悪で満ち溢れていることに驚くと思います。既に4-12でも触れましたが、永遠の世界では、親子関係が希薄です。それゆえ、娘は妻となり得るのであり、息子は夫となり得るのです。また、有限の肉体を持って、地上生活を経験するまでは、家族愛を知ることができません。そのため、永遠の世界では、家族であっても、敵対関係になることがあります。このような事実を知れば、神話の内容は、十分にあり得ることであり、全てが作り話であるとは言えなくなります。
「1 ゼロ次元からの展開」を見ても、神々の世界が乱婚であったということが分かります。つまり、物質の創造過程においては、乱婚を避けることができなかったということです。しかし、そのような過程を通して、神々の間に葛藤が生じたことも事実です。真のお父様は、この問題を解決するための基盤を、地上に立てられました。
では、神々は、どのようにして葛藤から解放されるのでしょうか。それは、私たちが、六マリアの問題を通して、神々の事情を理解することによって成就します。ここで、注意しなければならないことは、神々というのは、真のお父様と私たちのことを指しているということです。真のお父様は、夜の神の体でした。そして、私たちは、男性であれば昼の神の体、女性であれば昼の女神の体です。従って、私たちが、真のお父様を完全に受け入れることができれば、それは、昼の神と昼の女神が、夜の神を父として完全に受け入れたということになります。こうして、神々の葛藤が解消されます。ただし、夜の神に対する夜の女神の葛藤は、真のお父様が三代王として指名された信俊(シンジュン)様の時に解かれなければなりません。これについては、別のところで説明します。
7-4 再臨主に試練を与えていた存在
下記のたとえ話は、天からの啓示です。
神様は、天使たちに、器を作るように言われました。天使たちは、それぞれの作品を神様のところに持っていきました。神様は、その中から一つを選び、それをテーブルの上に置かれました。すると悪魔が現れ、その器を、わざとテーブルから落としました。その器は、壊れてしまいました。
次に、神様は、天使たちに、テーブルから落ちても壊れない器を作るように言われました。天使たちは、それぞれの作品を神様のところに持っていきました。神様は、その中から一つを選び、それをテーブルの上に置かれました。すると悪魔が現れ、その器をテーブルから落とし、さらに足で踏みつけました。その器も、壊れてしまいました。
最後に、神様は、天使たちに、絶対に壊れない器を作るように言われました。天使たちは、それぞれの作品を神様のところに持っていきました。神様は、その中から一つを選び、それをテーブルの上に置かれました。すると今度は、神様ご自身が、その器をテーブルから落とし、足で踏みつけ、さらに投げつけ、ハンマーでたたきました。その器は、傷だらけになりましたが、壊れませんでした。悪魔は、その様子を見ていました。そして、もう二度と、器の前に現れませんでした。神様は、その器をご自身のものとされました。
この話の最初の器がアダム、2番目の器がイエス様、3番目の器が再臨主です。再臨主が最後のメシアだったため、夜の神は、念には念を入れて、再臨主に試練を与えました。再臨主は、夜の神が要求する全ての試練を、自ら進んで受けられました。悪魔(ルシファー)は、再臨主に屈服せざるを得ませんでした。
7-5 複数の結婚式
夫婦関係において、バランスが重要であることは、既に5-2で述べました。従って、夫婦関係を主従関係だとする考え方があるかぎり、夜の女神は反発を続けるでしょう。最終的には、夜の神が、夜の女神の葛藤を解決しなければなりません。そのために、夜の神は、人を通して、夫婦の愛を知ろうとされたのです。
既に1-18で述べましたが、図1.18のように、夫と妻が同格であってこそ、永遠の夫婦になることができます。夜の神は、真のお父様を通し、順序を追って、これを実現しようとされました。
細線は一時的な関係 太線は永遠の関係
図1.18に同じ
真のお父様と真のお母様の最初の結婚式(1960.4.11)は、夜の神(天の父)と昼の女神(ガイア)の結婚式であったため、真のお父様と真のお母様は同格ではなく、主従関係にありました。これを示したのが、図7.5.1の①です。
次に、ルシファーが、1999年3月21日に、真のお父様に屈服したため、その約4年後に、真のお父様を通して、祝福を受けることになりました。それが、図7.5.1の②に示した2回目の結婚式となる「天一国開門祝福結婚式(2003.2.6)」でした。この結婚式は、真のお父様と真のお母様が、昼の神(ルシファー)と昼の女神(ガイア)の身代わりとなって行われました。これでルシファーは、本来の位置に戻りました。夜の神は、戻ってきたルシファーを叱らずに、むしろ歓迎しました。
図7.5.1
真のお母様は、昼の女神の立場でしたが、天正宮博物館が完成した2006年ころから様子が変わり、真のお父様を背信するようになりました。その約2年後に起こったのが、ヘリコプター墜落事故(2008.7.19)でした。その事故で、乗員全員が奇跡的に助かったのは、天使たちが守っていたからです。ここから、真のお母様は、立場的には真のお父様と同格になり、夜の女神として、新たな路程を出発することになりました。
真のお母様は、真のお父様に内緒で儀式を行いました。それが、図7.5.1の③に示した、夜の女神(天の母)と昼の神(ルシファー)との結婚式(2012.1.18)でした。ただし、昼の神(ルシファー)は、既に昼の女神(ガイア)と正式に結婚していたため、その儀式は、真のお母様お一人による形式的なものとなりました。しかし、これが、非公式ながら3回目の結婚式となりました。真のお父様は、そのような儀式があったことを知り、その翌日に、真のお母様を叱責されました。しかし、真のお母様は、既に夜の女神の立場に立っていたため、様子が完全に変わっていました。つまり、真のお母様は、夜の女神のように、夜の神の立場にあった真のお父様を拒絶していたのであり、さらには、真のお父様に代わって実権を握っていました。
真のお父様は、最後の結婚式となる「天地人真の父母聖婚式」を、2012年1月23日(陰暦1月1日)に行おうとされていました。それが図7.5.1の④であり、公式的には3回目の結婚式となるはずでした。しかし、その5日前に、上述の事件があったため、その結婚式を2013年2月22日(起源節:天暦1月13日)に延期されました。
真のお父様は、予定通りに最後の結婚式ができなかったことに対し、とても深刻にされていたと思います。何故なら、最後の結婚式となる2012年1月23日を前にして、次のように言われていたからです。「先生も、1次、2次祝福はしましたが、3次が最後です。真の父母となり、祝福を受けたことはありません。先生は93歳ですが、未だ結婚式ができていません。」(2011年9月2日「天地共鳴圏と真の父母様の御聖婚」のみ言)多くの食口たちは、「そんなはずはない」と思ったかも知れません。
永遠の夫婦になるということは、霊人と霊人が結婚するということです。つまり、真のお父様の霊人と、真のお母様の霊人は、結婚していませんでした。そのため、最後の結婚式で、永遠の夫婦になろうとされました。しかし、アダムの立場である真のお父様と、エバの立場である真のお母様は、同格ではないため(6-5参照)、永遠の夫婦にはなり得ませんでした。真のお父様は、その事に気が付かれ、次のように言われました。「お父さんお母さんがいなくなりました。夜の神様、昼の神様の結婚式はありません。その大きな事件を先生が知りました。先生を誰が結婚させてくれますか。」つまり、真のお父様は、最後の結婚式を、夜の神の立場である真のお父様と、昼の女神の立場である真のお母様との結婚式だと思われていたということになります。
結局、延期となった最後の結婚式が行われる前の2012年9月3日に、真のお父様は、永遠の妻を得られないまま聖和されました。そのため、二代王に指名された亨進(ヒョンジン)様によって、真のお父様は、一番弟子であった康賢実(カン・ヒョンシル:元は姜賢実)女史と結婚されました。それが、2017年9月23日に行われた「天地人真の父母天宙完成祝福聖婚式」でした。ただし、聖和された真のお父様は、イエス様と同様に、夜の神の立場ではなく、昼の神の立場であり、また、康賢実(カン・ヒョンシル)女史も、夜の女神の立場ではなく、昼の女神の立場であるため、その結婚式が、2013年2月22日に延期されていた結婚式と同じ意味を持っていたとは言えません。
夜の神が望まれていることは、地上の「夜の神役」と「夜の女神役」を通して、夜の神と夜の女神が結婚し、永遠の夫婦となることです。それが実現すれば、図7.5.2のように、天地人真の父母が成立します。つまり、根本となる「天の真の父母」が成立すれば、祝福を受けた男性食口と女性食口は、それぞれ昼の神、昼の女神として、永遠の夫婦となります。それゆえ、「天地共鳴圏と真の父母様の御聖婚」には、次のようなみ言があります。「真の父母の(結婚の)日が、あなたたちの結婚の日になるのが分からないのですか。」このみ言の「結婚の日」というのは、霊人と霊人の「結婚の日」を意味します。
図7.5.2
「天の真の父母」が先に成立しなければならないのは、親の存在が有ってこそ、子が存在するように、「天の真の父母」が、「地の真の父母」よりも、先でなければならないからです。従って、天地人真の父母が成立する前は、祝福を受けた夫婦は「永遠の夫婦」になる予定であるということになります。
7-6 再臨主に対する誤解
原理原本には、次のように記されています。「神様は、無形世界を表す影として、有形世界を発展させようとされたのである。これが、創造の意義である。」つまり、天の状況が、地上に反映されているということです。逆に言えば、地上に問題があるということは、天に、その根本的な原因があるということになります。従って、先に、天の問題が解決されなければなりません。
しかし、天の問題は、家族愛を学ぶことのできる地上を通してしか解決できません。そのため、夜の神(天の父)は、神界の神々や霊界の王族が地上に降りることのできる基盤を立て、天の問題を解決しようとされました。こうして立てられた基盤というのが、真のお父様を中心とするご家庭や食口たちであり、そこに、天の問題が再現されていきました。その問題というのは、天の家族の背信行為と、それに伴う闘い、即ち、天の家族に生じてしまった葛藤の問題です。それが、地上にも影響を与えてしまいました。真のお父様は、そのような問題を解決するための足がかりとなる基盤を地上に立てられたのです。
真のお父様は、地上で成すべき事を全てされていかれましたが、この世では、失敗したかのように見えるかも知れません。それは、一般の人々だけではなく、食口たちでさえも、前述のような天の事情を知ることができないようになっていたからです。しかし、ここで、天の事情を明らかにすることができるのは、今がその時であるからです。
7-7 教会の分裂
イスラエルは、ソロモン王の死後、北王国と南王国に分裂しました。北王国に属していた部族は、ルベン族、シメオン族、ダン族、ナフタリ族、ガド族、アシェル族、イッサカル族、ゼブルン族、および、ヨセフの息子を長とするエフライム族とマナセ族でした。これらの10部族は、その行方が文書に残されていないため、「失われた10支族」と呼ばれるようになりました。一方、南王国の部族は、ユダ族とベニヤミン族でしたが、この2部族は、後に統合されました。祭司職であったレビ族は、12部族に含まれていません。従って、レビ族を入れると、イスラエルは13部族となります。
ユダは四男であり、ベニヤミンは末の息子です。同様に、国進(クッチン)様は四男であり、亨進(ヒョンジン)様は末の息子です。そして、ユダ族とベニヤミン族が統合されたように、国進(クッチン)様と亨進(ヒョンジン)様は、家庭連合を離れた後、「サンクチュアリ教会」を立て、共に歩んでいます。また、レビが三男であったように、顕進(ヒョンジン)様も三男であり、やはり家庭連合を離れて、「サービスフォーピース」というNPO法人を立て、独自の活動を展開しています。つまり、「失われた10支族」に当たるのが、真のお母様を中心とする家庭連合だということになります。
以上から、真のご家庭と食口たちによって、イスラエルの13部族が再現されたと言えます。このように再現されたのは、既に述べた事からも分かるように、葛藤を乗り越えなければならないからです。従って、このように教会が分裂し、互いに葛藤するようになったのは、必然であったということになります。
7-8 次の段階へ
もし、所属している教会に違和感を覚えたら、そこは、自分の居場所ではありませんので、次の段階、即ち、神様と直接授受する段階へと進んでください。何故なら、原理原本に、次のように記されているからです。「今までは、宗教を通して、神様に帰ろうとしていたが、これからは、直接、神様に帰ることのできる路程を探し出さなければならない。そのために、我々は、科学的な原理を中心として、自由に天宙と授受しながら、地上での使命を全うし、また、天の目的を完成させるために、互いに協力しなければならない。我々は、ここで、ようやくこのような原理に出会ったのである。決して、この原理から離れることがあってはならない。」つまり、宗教に依るのではなく、原理に依らなければならないということです。
もし、自分が、ある教会に属していれば、その教会を離れようとする食口を引き止めないでください。相手が望んでいない授受を継続することや、献金や活動を強要することや、魂に傷を付けて、その成長を妨げることは、非原理的な行為となります。既に、宗教に依る時代は終わったのです。
また、食口たちに、真のお父様や真のお母様に対する嫌悪感を抱かせることは、天の家族関係を破壊しようとする行為となります。私たちは、昼の神、昼の女神の身代わりであること、また、真のお父様は、夜の神(天の父)の身代わりであったこと、さらに、真のお母様は、夜の女神(天の母)の身代わりであることを忘れないでください。そして、天の事情をより深く知り、魂を成長させ、葛藤を解決する方向に向かってください。決して、逆の方向に向かわないでください。
7-9 再臨主のみ旨は三代王によって完結する
原理原本によれば、アダムからの人類歴史は、図7.6のように、2千年の期間が3段階になっています。その1段目と3段目はリンクしており、アブラハムのときには、3代目でみ旨を成就しました。つまり、真のお父様のみ旨は、三代王として指名された信俊(シンジュン)様のときに完結するということになります。では、信俊(シンジュン)様が成すべき事とは何でしょうか。それは、夜の神に対する夜の女神の葛藤を解くこと、そして、長男に長子権を与えることです。
図7.6
アダムの最初の妻は、リリスでした。アダムは、夜の神の立場に立っていたのであり、リリスは、夜の女神の立場に立っていました。アダムとリリスは、葛藤の末に別れましたが、これは、夜の神と夜の女神の葛藤を表すものでした。夜の神の望みは、夜の女神の葛藤を解き、夜の女神と永遠の夫婦になることです。そのためには、信俊(シンジュン)様が、アダム役として、夜の神の立場に立ち、配偶者となる女性が、リリス役として、夜の女神の立場に立って、夜の神と夜の女神の葛藤を乗り越えなければなりません。
アダムとリリスが、何故、葛藤したのかというと、互いに主体的立場に立とうとしたからです。従って、男性原理(男性主体の原理)によっても、女性原理(女性主体の原理)によっても、この葛藤を解決することはできません。唯一の方法は、性質の全く異なる相手を、同格の存在であると認めて、調和することです。つまり、信俊(シンジュン)様が、それまでの男性原理を離れて、夫婦が同格であるという考えに至ったときから、夜の神と夜の女神の葛藤が解かれていきます。
アダムは、夜の神を中心として創造され、リリスは、ルシファーを中心として創造されました。この男女を結婚させることが、最初の構想でした。これが実現すれば、男性原理と女性原理は一つになり、男性原理側から見た非原理側(女性原理側)は解放されます。ここで知るべきことは、非原理は元々悪ではなかったということです。これに関して、原理原本には、次のように記されています。「本来の非原理的作用というのは、原理の完成を助けるための善なる作用である。しかし、サタンが、非原理的立場に立ち、原理の完成を妨げるようになってから、非原理的作用が、悪なる作用としても働くようになった。このように、非原理的作用には、善と悪の作用があることを知らなければならない。」 ただし、サタンは、真のお父様によって復帰され、既に元の位置に戻っています。そのため、悪の非原理的作用は、徐々に力を弱めていきます。これは、悪が無くなるという意味ではありません。地球は魂の修練所となっているため、未熟な魂も地球に転生して悪行を働きます。しかし、悪なる人たちが善なる人たちを牛耳ることはできなくなります。
最後は、長子権の問題です。長子権は、長男に戻さなければなりません。メソポタミア神話では、三代王に該当するアヌが、長男であるエンキに長子権を与えました。真のお父様の血統においては、三代王である信俊(シンジュン)様が、長男に長子権を与えなければなりません。それが果たされることによって、真のお父様を中心とする三世代に渡る摂理は完全に終了します。



